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高齢者運転免許更新 [車]

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今年の2月15日、都公安委員会から運転免許更新のための講習のお知らせというはがきがきた。
 わが免許の期限は7月が誕生日だから8月である。昭和40年(1965年)に免許をとっている。間にペーパードライバーの期間があるとはいえ事故も幸いに起こしていないので、46年間の長期・優良免許保持者である。  今回の更新は、70歳超ということで事前の高齢者特別講習が必要なことは、人から聞いていたのでいやだなと思い、もうやめようかとも思ったが、まだ車が必要なこともあるので近所の自動車練習所に予約申し込みをした。
 60歳くらいまでは、誰でもそうだと思うが、自分の意識より身体の衰えが早くてなんとなく老いそのものの納得感に乏しいが、古希も過ぎるとなるとさすがに身体の衰えと老いの意識はパラレルになってそういった違和感が消える。どのくらい能力が落ちているのだろうかという興味もある。体調は良くないのだが、受講することにしたのだ。
 講習日は6月7日、朝8時50分からで講習料5800円である。当日の受講者は12人。6人ずつ二組に分かれ早速視力検査から始まる。強度の近視なので毎度この視力検査には泣かされる。あるときはあんたの眼はてんぷらだと検査官から嫌味をいわれたこともある。
 講習所でOKでも免許更新本番の際にもまた必要だという。そんな・・・とも思うがぐっと抑える。6人は当然のことながら4,5年の差はありそうだが同年代だ。なんとなく自然に親しみも湧いてくる感じ。
 続いてゲームセンターのゲーム機のようなもので運転適性検査や動体視力検査などをやらされる。
 結果は静止視力0.4 動体視力0.2 70~74歳としては5段階評価で2、「やや劣る」。若い人と比べると1。いささかショックではある。
 夜間視力は5段階評価1。視野測定ー右目視野角度54度、左目83度、両目角度137度。
 運転適性検査では複数の作業を同時に行う能力が反応の速さ3(4)、反応の正確さ4(4)、反応のむら5(5)、ハンドル操作3(3)。かっこのなかは30~50代の人との比較。
 あとでもらったコメントは、当然のことながら厳しい。
 曰く、あなたは考え事をしたり、注意散漫となったり、ぼんやり運転の傾向が認められます。前方の障害物に気が付きブレーキを踏むまでの時間が遅れることがあります。夕がたはとくに運転に気をつけるよう・・・etc。言われなくとも既に夜間の運転、高速道路の運転は余程のことのない限りしないように心がけている。
 総合コメントは、同年代との比較で平均的(普通)。総合評価3クラスという。若い人(30~50代)との比較では2。
 さて、最後は教習所の練習コースを使っての実車走行。講師と受講者2人が車に乗り講師が手本を示したあと、一人ずつ運転して見てもらう。コースはS字、クランク走行、車庫入れ、踏切、敷き石越えなど一通り5分くらいか。いつも乗っているファンカーゴより一回り大きい車でちょっと勝手がちがうので戸惑うがなんとかこなせてほっとする。
 あとで貰った運転行動診断票のコメントはなんと「運転は冷静で良いです」とは意外。
ペーパードライバーや運転に自信のない人は後部座席で見ていても良いのだと、これはあとから知った。武士の情けか。
 合間に休憩があるので時間的にも余裕十分あり、余り疲れもせず午前中で終了。教習所がわは講習者に随分気を使っている印象。
 終わって修了証が発行される待ち時間クラスメートに「どうせならここで免許更新もしてくれればいいのに」と言ったら、「まあこれで免許をくれて、75歳まで運転が出来ると思えば」との返事。なんでこんな面倒なことを始めて・・・こんなに丁寧な国は日本くらいだという声もあると聞いていたので、「そうだね」と言う答えを期待していたのだが、期待に反した。色々な考えの人がいるのだからしかたがない。事故を減らすためという大義名分のまえには、ぼやきにすぎないのだろう。
 この制度は最近高齢者の事故が多すぎるので平成21年6月の道路交通法の改正で導入されたとのことだが、これだけのことをするのに、免許保持者の負担はもちろんだが、警察、公安委員会や交通安全協会、講習指定教習所協会連合会などの労力とコストもたいへんなものに違いない。運転というのは、自己責任だということでは済まないことも十分理解出来るのだが、もう少し簡便にならないものだろうかというのが実感。

 1週間ほど過ぎて6月15日運転免許更新通知はがきが警視庁運転免許本部免許管理課
から来たので都庁の更新センターへ行き免許更新する。費用2550円と講習修了証の威力でいやな視力検査もスムーズにパス。目出度く75歳までの4年間の免許更新を澄ました。5年間でないところがニクイ。
 講習を受けるまでもなく、体力、知力、気力の衰えは十分思い知らされている。運転をするときは、これまで以上に気をつけようという思いを新たにする。

 次のときは、この講習に加えて認知症のテストもあるとのこと。この歳になると、先のことは考えないようにするのが賢明、といことくらいは分かるようになっている。


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